お知らせ・プレスリリース

上智大学「ソフィア人間学会」で代表・小林が登壇しました

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上智大学を拠点に活動するソフィア人間学会のワークショップ「ケアといのちの絆〜家族・社会・人間」に、YOROZUYA代表の小林 剛が登壇しました。「ケアを必要とする状態に追い込まれている人たち」という視点から、シングルマザー・単身女性向け居住支援の実例と、統計データに基づく現状を共有しました。

登壇概要

登壇日:2025年9月5日
イベント:ソフィア人間学会「ケアといのちの絆〜家族・社会・人間」ワークショップ
登壇者:株式会社YOROZUYA 代表取締役 小林 剛

テーマケアを必要とする状態に追い込まれている人たち—居住支援の現場から

参加者:大学生・教員を中心に10数名

講演内容

統計から見る困窮の実相:相対的貧困率、養育費受給率、非正規雇用・保育環境・公営住宅不足などの構造的課題。

現場の声と制度の狭間:DV避難、住所・収入証明の欠如が住まいと就労を同時に阻む現実、シェルター利用の制約等。

視点の転換:「ケアされる者」ではなく、社会構造によってケアを必要とする状態に“追い込まれている”人として捉える重要性。

私たちにできること:万能ではない前提で、無関心による加担を避け、関心を持ち続けることが支援の質を変える。

参加者の声

  • 「貧困課題は耳馴染みがあるが、現場のリアリティを具体的に理解できた」
  • 「他の場所でも話してほしい」「他大学でもぜひ講演を」といった依頼・打診をいただきました。

今後について

YOROZUYAは、居住支援の実務知ケアの哲学的視座を往還しながら、シングルマザー・単身女性が安心して暮らせる社会の実現に向けて取り組みを継続します。講演・取材のご依頼は、お気軽にお問い合わせください。

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